B


モンテローザ系列チェーン居酒屋大量閉店に見る“企業がネガティブ情報を世間に公表しない理由”




f:id:bnumber:20170326181403j:plain

市井に公表されるポジティブな情報、例えば“ここのケーキが美味しいと評判”や“人生で一度は行ってみたい聖地”など、一度聞くと行かないまでも「行ける機会があれば行ってみたい」と思わせる良い効果がある。しかし、ネガティブな情報はどうなのだろうか?


TOPIC


街を歩けばとにかく目に入る居酒屋&居酒屋&居酒屋。もう政令都市レベルの都会の飲食店の5割は居酒屋なのではないかと思うほどにアルコールを販売する居酒屋は私たちの生活に溶け込んでいる。

その中でも、とりわけ目につくチェーンの居酒屋ですが、下記のニュースがyahooニュースで話題になっている。

同社が採用サイトやウエブサイトで公表している総店舗数を集計したところ、2016年12月末には2119店だったものが2017年1月末に2044店、同2月末で2017店と約100店ほど減少した。

 会社側は「閉店した店舗数や業態の詳細は公表していない」という。その理由を「ホームページには店舗検索機能がある」と説明している。検索すれば当該店舗があるのか、ないのか、わかるので、公表する必要はないと考えているようだ。そのため、大規模な店舗減少にもかかわらず、いつ、どこで、どういった業態を閉めたのかは不明なままだ。

引用元: 東洋経済オンライン



要約すると、
「モンテローザ系列の居酒屋チェーン店は大量に閉店したのは列記とした事実。でも何店舗閉店したかは公表しない。確認したかったらHPに各店舗を掲載しているから一軒一軒目視で数を確認してくれ。尚、売上は実際に1300-1400億程度の売り上げで推移している為、売上落ちたから閉店させたのではない。社員の負担を減らすために3店舗の労働力を1店舗に集中させることで負担を減らす戦略的撤退である。」

ということらしい。

 ここから伝わることとして、「決して悪い撤退ではない(本当は悪い)」という内容を組み取れてしまうのだが、企業は何故ネガティブな情報を表沙汰にしたがらないのだろうか?そのメリットとデメリットを分析してみる



ネガティブ情報を公表するデメリット・メリット



■デメリット
・悪い内容までは覚えられずとも、悪いイメージが定着してしまうことにより、人に避けられること。

上記に一貫されると思う。企業は人に興味を持ってもらってなんぼの世界。悪い興味は人を遠ざけ、当然売上までをも遠ざけてしまう。

 何事も気に入られる/受け入れられるにはそれなりの時間と努力を伴うものだが、本当にそれらを崩すことは一瞬というのが社会の摂理だろう。「お金を返していなかった」「ふと居酒屋で言ってしまった悪口が本人に知れてしまった」など、よくあるダメな瞬間で、人との関係が簡単に壊れてしまうように、企業と顧客の関係も簡単にネガティブ情報で壊れてしまう。そんなことを企業の広報担当者は恐れているのだろう。


■メリット
・素直に真相を話すことで、クリアな企業ということを世間に知らしめる“チャンス”が得られる。

これは“チャンス”ということだけである。例えば上司に

あなた「上司さんが嫌なので会社を辞めたい」
上司「わかった。(あなた君はなんて素直で素晴らしい人間だ)」

なんてことにはならない。“上司さんが嫌い”というネガティブ情報は素直な情報であるがゆえに聞き手にとっては嫌悪感の方が“素直”というメリットよりも大きくなってしまう。企業にとってもメリットとデメリットを天秤にかけた結果、皆が皆揃ってネガティブ情報を隠す方向に持っていくと考えられる。



モンテローザって何?


「まず、モンテローザって何?」と思う方がおられると思うので説明しておく。
モンテローザとは日本を代表するブラック労働チェーン飲食産業の3本柱の一つ。ブラック企業大賞に選ばれてからというもの公にはなりを潜めていたものの、未だにブラック産業の代表格の一角を担う有名ブラック企業。現在は少し改善したのだろうかと思えば、あまり改善とはいかないようである。外食産業自体が不規則な労働時間でせざるを得ない一面が大いに感じられるところ。実情を捉えた下記のようなニュースも掲載されている↓

◇労働時間は、募集要項の2倍
◇平均労働が月400時間
◇残業代はMAX70時間まで、残り140時間がサビ残
◇月260未満で申請しないと連帯責任
◇時給800円弱、バイトより安い店長
◇「オマエの給料で売上立てろ、親睦会やれ」
◇未成年も深夜の親睦会に参加させ…
◇ゲリラセール、売上前年比対抗戦
◇12月、残業規制が撤廃されず…
◇遅刻すると1回5千円の罰金、信賞必罰
◇大神社長来店情報がLINEで回る
◇腐りそうなものを「お通し」にするくらいの自由度
◇食い逃げされても自腹
◇やりがい、面白さは、お客さんとのコミュニケーション
◇3~4年前までは稼げた

引用元: My News Japan



月の労働が300時間(一日13~4時間程度×21日)でも結構肉体的・精神的にきついというのに400時間の労働とは・・・。

しかし、今回の大量閉店騒動は“ブラック企業”の看板を背負っていたこととはあまり関係ないようだ。なぜなら、待ちゆくサラリーマン達は居酒屋を決める時に、

「あの店はモンテローザ系列だ!ブラック企業に悩ませる俺たちはブラック外食産業には貢献しないぜ!!」

なんて考えないからである。当然と言えば当然か。

このようにブラック企業に得てしてか収益が生まれてしまう現状により、忙しくなる補填を従業員へ背負い込ませ、ブラック企業を助長していく悪循環が生まれていくのだろう。



それでもブラックな労働環境を改善するためには?


 この記事を読まれている方にも、“自分の会社も負けず劣らずブラックだな~”なんて思っている人もいるでしょう。そこでよくある「労働基準監督署」への通報だが、実際に査察にこられると残業規制がそれはそれは厳しく発生していまうのです(経験済)。PC履歴から何から制限ありまくりで、ほぼ定時に帰れて仕事楽になってやっほー!です。



・・・・最後は嘘です。すいません。

 定時に帰れるのは本当ですが、仕事は結構困ります。楽になりません。12時間かけて必死に終わらしていた業務が8時間で終わるわけがないのです。でも終わらせないとダメなんですよね。終わってなかったら上司がプンプン怒ってしまいます。女の子が怒ってるのは可愛いけど、おじさん(上司)が怒っているのは本当に見たくないです。

 それでも業務を完遂させることは使命ですので、当然持帰り業務として処理していきます。これが面倒なところで、会社から持ち帰り辛い個人情報や、抜き取れない情報、はたまた特別なソフトを使用していることも実に多く、持帰っても業務が会社より捗らないことがあるため、なかなか業務を遂行するには厳しい部分がありました。

 少子化が進めば、企業の人材競争は厳しくなり、少し頑張ればそれなりのホワイト企業へ入社できるのではないでしょうか? ブラック企業で疲弊している方にとっては、他企業へもっと積極的に挑戦していくことが、助かる唯一の対抗策なのかもしれませんね。

それでも頑張る労働麻薬にかかってるあなたにオススメのアイテム↓

中々口に出来ない毒々しい見た目の物を飲んでればで、上司も少し心配してくれるかも?
ちなみにカフェインは鎮静作用があると思われがちですが、実のところ効能は強烈な興奮作用です。